2010年に開催された「松戸アートラインプロジェクト」というアートイベントを契機に松戸駅周辺には若いアーチスト、クリエーターと呼ばれる人々が集まるようになり交流が始まります。
のちに松戸市では「アーチスト・イン・レジデンス(アーチストが街に滞在して行う創作活動の支援事業)」の拠点として松戸駅西口の「パラダイス・エア」で行われる活動への支援が始まると地域住民にもこれを支援する動きが起こり、公共物や民間の壁面を彼らの制作の場として提供されるようになします。
むかし松戸が宿場町だった頃、修行で諸国を巡る画家や書家が投宿先へのお礼として自らの作品を残していったという逸話があります。現在、パラダイスエアを運営する(一社)PAIRではこれを現代の「一宿一芸」と称して、アーチストを選考のうえ無償で受入れ、滞在中には存分に創作の力を発揮してもらおうという昔の宿場町の気風をふまえた趣旨の活動を続けています。
若いアーチスト、クリエーターと呼ばれる人々が集まるようになり交流を始めます。行政や地域住民にもこれを支援する動きがあり、公共物や民間の壁面を彼らの創作活動に提供するよになりました。