"この湧水にも全国に伝わる養老伝説が残され「子和清水」と呼ばれています。周辺の開発で枯れてしまった湧水は、現在では汲み上げた井戸水で保全しています。ここは北総方面と松戸宿を結ぶ幹線(鮮魚街道)に隣接するため、古くから輸送に携わる人や馬の給水に使われてきました。
公園内の句碑には俳人小林一茶がこの地で詠んだ「母馬が番して呑ます清水かな」の句が刻まれています。《子和清水伝説あらすじ》むかし、この近くに酒好きな老人が暮らしていた。生活は貧しいのに家に戻るといつも酒に酔っている。息子は不審に思い父の後をつけていくと、この泉の水を旨い酒だといって呑んでいた。しかし息子が飲んでみるとただの清水だった。これを聞いた人々は「親は旨酒、子は清水」というようになった。"